頭皮に直接つけない施術は本当に安全? ― 誤解されやすい“塗らないカラー”の真実 ―
「頭皮につけなければ安全ですよね?」
カラー施術の現場で、よく聞かれる質問です。
結論から言うと、
頭皮に直接つけない施術は“安全性を高める方法”ではありますが、完全に安全になるわけではありません。
その理由を、美容院目線で整理します。
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なぜ頭皮につけないとリスクは下がるのか
① アレルゲンとの接触量が減る
アレルギー反応は
皮膚に触れる量・時間が多いほど起きやすくなります。
根元ギリギリに塗布することで、
• 薬剤が頭皮に直接触れない
• 接触時間が短くなる
• 刺激を受ける範囲が限定される
▶ これだけでもリスクは確実に下がります。
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② バリア機能への負担が少ない
頭皮は顔と同じ「皮膚」。
直接塗布を繰り返すことで、
• バリア機能が低下
• 乾燥・炎症が起きやすくなる
頭皮につけない施術は、
そもそも炎症を起こしにくい状態を保つという意味でも有効です。
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それでも「完全に安全」とは言えない理由
① 揮発・蒸気による影響
カラー剤は、
• 塗布中
• 放置中
に揮発成分が発生します。
直接塗っていなくても、
頭皮や皮膚に触れる可能性はゼロではありません。
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② 洗い流し時の接触
流す工程では、
• 薬剤が頭皮を通過する
• 洗い残しが起きる可能性
▶ 塗布していなくても、
この工程で反応が出るケースもあります。
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③ アレルギー体質そのものは変えられない
頭皮につけない施術は
「起きにくくする方法」であって、
「起こらない方法」ではありません。
体調・免疫状態によっては、
わずかな接触でも反応することがあります。
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安全性を高めるために必要な“組み合わせ”
頭皮につけない施術は、
単独ではなく他の配慮と組み合わせることが重要です。
• 事前ヒアリング
• 頭皮保護剤の使用
• 放置時間の調整
• 体調に合わせた施術判断
• 違和感があれば即中断
▶ 「塗らない」+「管理する」で初めて意味を持ちます。
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美容院として伝えるべき正しい説明
お客様には、
✕「つけないから絶対安全」
〇「直接つけないことでリスクを下げています」
と、言葉を選んで説明することが大切です。
過度な安心感は、
万が一のトラブル時に不信感につながります。
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まとめ
頭皮に直接つけない施術は、
• アレルギー・刺激リスクを下げる
• 頭皮環境を守る
という点で非常に有効です。
ただし、
“ゼロリスク”ではないことを理解した上で行う施術であることが重要。
美容院の価値は、
方法そのものよりも
説明・判断・配慮の積み重ねにあります。
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【監修サロン・アクセス情報】
ヘアカラー専門店 toiro
大人女性の髪色悩みに特化したヘアカラー専門サロン。
「髪を傷めず、品よく、美しく」をテーマに、髪質や肌色に合わせたパーソナルカラー提案を行っています。
特にくすみカラー・白髪ぼかし・髪質改善カラーなど、専門性の高い技術を得意とし、地域の方々から高い支持を得ています。
住所:兵庫県西宮市浦風町19-6 ESPERANZA1F
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【記事監修】井上 将之(ヘアカラー専門店 toiro/カラーリスト)
ヘアカラー専門店 toiro にて、年間多数の大人女性のカラー施術を担当。
髪質・肌色・ライフスタイルを踏まえたカラー設計を得意とし、特に くすみカラー・白髪ぼかし・ダメージレスカラー など、繊細な色表現を求められる技術に高い定評を持つ。
サロンワークの経験に基づき、「年齢を重ねても髪色を楽しめる」ための知識や技術を発信。
髪の悩みに寄り添いながら、科学的根拠(カラー理論)と実践的な施術経験を組み合わせた提案を強みとしている。
専門分野
• 大人女性の似合わせカラー
• くすみカラー・透明感カラー
• 白髪ぼかし・ハイライトデザイン
• 髪質改善カラー/ダメージケア
本記事では、プロとしての経験(Experience)と、色彩・毛髪の専門知識(Expertise)に基づき、信頼性の高い情報(Trust)を提供しています。